Letter2022
いさです。
戦争の話と母親の話にはとても心が弱くなる者が、
周さんが出演している「Letter2022」を拝見して参りました。
昭和20年。太平洋戦争終期の日本で目を覚ました令和のZ世代ボーイが、夢を語ることも憚られ、今日を生き延びることに精一杯な人たちとの中で、生きていくことの意味を考え、行動を起こす。
ネタバレなしで自分が文字にするとペラくなるな。。
登場人物一人ひとりにそれまでの人生を感じて、決められた結末に向かう場面は観ていてとてもしんどかった。
情報があふれた現代では明らかに間違いだと感じる価値観も、当時では当たり前とされていた中で、それでも一人の人間として生きた彼らのような人が絶対にいたはずで、
私欲のために大きな単位同士が争うことで、巻き込まれる人たちの狂わされていく人生を2時間じっくり浴びました。
これを美談で済ませられない昨今の情勢がより哀しいですが、以前拝見したLetterとはまた違った感覚で観ることができました。
兄上についてですが、前回のアムアネのキャス!で稽古中のやらかしエピソードを聞いてそこそこ気にしてましたが、何のこっちゃない。ピシッと隊をまとめる上官様でしたよ。
ピシッとしきれない滲み出る好々爺然とした雰囲気が、あの隊を成立させてたんじゃないかしら、と思うなどしました。
9/19まで中野 ザ・ポケットで公演中ですって。
今からご覧になりたい方は、下記までお問い合わせください。
周大樹(演劇ユニットアムアネ) (@cararinz) / Twitter
ちなみに、好々爺は年齢的に違うかなと思いつつ、他に言い方が見つからなかったので許して。
ちなみにちなみに、好々爺の正式な意味を調べてから使おうとググったら、サジェストに
「好々爺 すこすこじい」
が出てきて凄まじく笑った。
お供、コカコーラゼロ。